2016年11月19日(土)、大阪府教育委員会が指定するグローバルリーダーズハイスクール(GLHS)10校の高校生を対象に、本学の大学紹介ならびに模擬講義を提供する「大阪大学ツアー2016」を開催し、延べ560名余の高校生が豊中キャンパスに集合しました。
小林傳司理事・副学長による大阪大学の紹介の後、生徒の希望に応じて文学部、法学部、理学部、基礎工学部の4学部にわかれて模擬講義を聴講しました。当日の内容と講師は次のとおりです。
【プログラム】
13:00~13:30
大阪大学概要説明
小林傳司(理事・副学長)
14:00~16:00
1)理学部「ユークリッド幾何学から現代幾何学へのみちのり」
大鹿健一(理学研究科数学専攻 教授)
2)基礎工学部「人工知能の仕組み-プログラムが実現する知的な処理-」
佐藤宏介(基礎工学研究科システム創成専攻 教授)
3)文学部「日本美術-波打ち際の想像力」
奥平俊六(文学研究科文化表現論専攻 教授)
4)法学部「人から話を聞き出す手法と証人尋問のルール-おとぎ話を題材にした模擬証人尋問-」
水谷規男(高等司法研究科法務専攻 教授)
16:00~18:00 法学部 2回目
終了後、受講した生徒から「大学についてだけではなく、自分たちが学ぶべきこと、必要になることなどについても聞くことができて、勉強になりました」(大学概要説明)、「私が今まで習ってきた幾何学の範囲は狭いと感じました。大学でもっと深く学びたい」(理学部)、「ロボットのシステムを作るための基本的な仕組みを知ることができて面白かった」(基礎工学部)、「美術品を通して作者の感性や人生観を垣間見ることができるのだと知り、作品を見る目が変わった」(文学部)、「実際に生徒が模擬尋問できるというのがおもしろかった」(法学部)などの感想をいただきました。各分野それぞれに学問の面白さや奥深さに触れるよい機会となったようでした。