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第5回HAO(Handai Admission Officer)育成プログラムを開催しました

令和2年9月25日(金)〜10月31日(土)の約1か月間をかけて、第5回HAO育成プログラムをオンラインで開催しました。

HAO育成プログラムは、入試専門職員(アドミッション・オフィサー)の育成を目的としたもので、これまでは2~3日の集中講義形式で行ってきました。来年度には「履修証明プログラム」として約60時間分のコースワークを行う予定ですが、個人学習・グループワーク・同期型研修をすべて遠隔で行う可能性も踏まえ、今回は4分の1程度の内容をフルeラーニングの形で実施しました。

内容としては、「多面的・総合的評価による入試を体験する」もので、毎週約3時間ずつ1ヵ月間で「評価ルーブリックの作成」、「書類選抜」、「面接評価」を体験するものとしました。

参加者は10名で、これを2グループに分け、仮想大学の入試専門職員であるという想定で、大学の基本情報・3ポリシー(DP・CP・AP)から入試の評価ルーブリックの作成、仮想の志願者を使った提出書類・面接の評価を体験しました。また、それぞれの仮想大学でのルーブリックの作り方の違いや評価のブレを減らす(ノーミング)の結果と変更点、評価手順の違いなどを共有することで、ブラッシュアップしていくことの必要性も感じられたのではないかと考えています。

修了者には修了証とデジタルバッジを授与しました。春には追跡アンケートを実施し、実際の業務での活用状況などを収集予定です。

【実施内容】

  • 日時: 令和2年9月25日(金)~10月31日(土)
  • 対象: 入試改革に現在携わっている・今後携わりたいと考えている大学教職員や大学院生、その他大学関係者
  • 講師: 山下 仁司・石倉 佑季子・井ノ上 憲司
  • 参加者:10名(内訳:国公立大学 3名(教員2名、職員1名), 私立大学 6名(職員6名), 民間企業(教育関係)1名)
  • プログラム・日程:
     9月25日(金) 開講・個人課題の提示
     10月3日(土) オンライン同期型集合研修・グループ課題(評価ルーブリックの作成)の提示
     10月12日(月)  書類選抜:講義動画・グループ課題の提示
     10月19日(月)  面接評価:講義動画・グループ課題の提示
     10月25日(月)  ワークの振り返りの提示
     10月31日(土)  オンライン同期型集合研修・修了式
  • 実施形態:
     学習管理・個人ワーク … Moodle(eラーニングシステム),Microsoft Stream(VOD動画配信)
     グループワーク … Microsoft Teams(コラボレーション&Web会議システム)
     同期型集合研修 … Remo(バーチャル会議システム)

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