GLHS大阪大学ツアー2022開催
GLHS大阪大学ツアー2022を吹田・豊中キャンパスで開催
2022年11月12日(土)に大阪府教育委員会が指定するグローバルリーダーズハイスクール(GLHS)10校(北野・豊中・茨木・大手前・四條畷・高津・天王寺・生野・三国丘・岸和田)の高校生が大阪大学を体験する「GLHS大阪大学ツアー2022」を開催しました。
今年は、吹田・豊中キャンパスに分かれて1、2年生912名が受講しました。冒頭の田中敏宏理事・副学長による大学概要説明は吹田の会場から、豊中キャンパスにも中継しました。工・薬・基礎工・理・法・文学部の6学部の講義が行われました。
プログラムは次のとおりです。
プログラム
吹田会場:吹田キャンパス(コンベンションセンター MOホール)
豊中会場1:豊中キャンパス(大阪大学会館 講堂)
豊中会場2:豊中キャンパス(基礎工学国際棟 シグマホール)
<吹田会場>
13:30~14:00 | 大阪大学概要説明 田中 敏宏 理事・副学長 |
14:10~15:25 工学部 | 「プラズマ小宇宙を操り次世代グリーン社会を創る~プラズマナノテクノロジーをメガスケールで実現を~」 神原 淳(大学院工学研究科 マテリアル生産科学専攻 教授) |
15:55~17:10 薬学部 | 「注射器要らず!皮膚にペタッと貼るワクチン!」 中川 晋作 (大学院薬学研究科 医療薬学専攻 教授) |
<豊中会場1>
13:30~14:00 | 大阪大学概要説明(中継) 田中 敏宏 理事・副学長 |
14:10~15:25 基礎工学部 | 「透明マントの作り方 -メタマテリアルの科学-」 真田 篤志 (基礎工学研究科 システム創成専攻 教授) |
15:55~17:25 理学部 | 「左利きと右利きの細胞の生物学~動物が左右非対称になる仕組み~」 松野 健治 (大学院理学研究科 生物科学専攻 教授) |
<豊中会場2>
13:30~14:00 | 大阪大学概要説明(中継) 田中 敏宏 理事・副学長 |
14:10~15:25 法学部 | 「人から話を聞き出す手法と証人尋問のルール-おとぎ話を題材にした模擬証人尋問-」 水谷 規男 (大学院高等司法研究科 法務専攻 教授) |
15:55~17:10 文学部 | 「デザイン 過去・現在・未来」 高安 啓介 (大学院人文学研究科 芸術学専攻 教授) |
終了後のアンケートより
「プラズマという新しい物質について聞けて、非常に興味が湧いた。それにプラズマが将来どう使われるかも言っていて、自分もワクワクした。このような講演にとても良い経験になった。」(工学部)
「とてもためになる講義でした。薬学部のこと、薬のことだけではなく、私たちが社会に出ていくためのお話などとても興味深いことでたくさんで講義がとても楽しかったです。」(薬学部)
「根本を理解する理学と、利用を意識した工学のどちらの性質も持っている基礎工学部は、より先端の研究がしやすいことがわかり、とても興味が湧きました。」(基礎工学部)
「高校生の授業では出来ないような専門的な実験や、コンピュータを利用した実験結果の表示など自分にとってとても新しく興味深い内容で今回の講義を受けることができて良かったです。」(理学部)
「切り口を変えて尋問する仕方、自分の説が正しいことを立証するための誘導がすごかった。法学部にも興味を持った。講義ありがとうございました。」(法学部)
「自分の思っている文学(本当にどこかの文学について細かく)とは違う印象で、もっとかしこまった感じだと思っていたので、今日の講義で親しみやすいと思って興味が湧いた。ありがとうございました。」(文学部)