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GLHS大阪大学ツアー2023開催

GLHS大阪大学ツアー2023を吹田・豊中キャンパスで開催

 2023年11月18日(土)に大阪府教育委員会が指定するグローバルリーダーズハイスクール(GLHS)10校(北野・豊中・茨木・大手前・四條畷・高津・天王寺・生野・三国丘・岸和田)の高校生が大阪大学を体験する「GLHS大阪大学ツアー2023」を開催しました。
 今年は、吹田・豊中キャンパスの4つの会場に分かれて1、2年生約950名が受講しました。冒頭の田中敏宏理事・副学長による大学概要説明は吹田のコンベンションセンターMOホールから、各会場にも中継しました。その後、人間科学・薬・工・理・法学部の5学部の講義が各会場で行われました。
プログラムは次のとおりです。

プログラム

吹田会場1:吹田キャンパス(コンベンションセンター MOホール)
吹田会場2:吹田キャンパス(工学研究科 U3棟211講義室)
豊中会場1:豊中キャンパス(大阪大学会館 講堂)
豊中会場2:豊中キャンパス(豊中総合学館 模擬法廷)

<吹田会場1>
13:30~14:00大阪大学概要説明  田中 敏宏 理事・副学長
14:10~15:25
人間科学部
「教育を哲学してみる――教育の〈あたり前〉を疑う体験授業」
岡部 美香(大学院人間科学研究科 人間科学専攻 教授)
15:55~17:10
薬学部
「注射器要らず!皮膚にペタッと貼るワクチン!」
中川 晋作(大学院薬学研究科 医療薬学専攻 教授)
<吹田会場2>
13:30~14:00大阪大学概要説明(中継)  田中 敏宏 理事・副学長
14:10~15:25
工学部
「気候変動問題を知ろう」
山口 容平(大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻 准教授)
<豊中会場1>
13:30~14:00大阪大学概要説明(中継)  田中 敏宏 理事・副学長
14:10~15:40
理学部
① 「細胞内で働く宅配便」
昆 隆英(大学院理学研究科 生物科学専攻 教授)
② 「鉛筆とセロハンテープで挑む最先端の物理」
新見 康洋(大学院理学研究科 物理学専攻 教授)
<豊中会場2>
13:30~14:00大阪大学概要説明(中継)  田中 敏宏 理事・副学長
14:10~15:25
法学部
「人から話を聞き出す手法と証人尋問のルール-おとぎ話を題材にした模擬証人尋問-」(1回目)
水谷 規男 (大学院高等司法研究科 法務専攻 教授)
15:55~17:10
法学部
「人から話を聞き出す手法と証人尋問のルール-おとぎ話を題材にした模擬証人尋問-」(2回目)
水谷 規男 (大学院高等司法研究科 法務専攻 教授)

 終了後のアンケートより

「講義やディスカッションを通して、言葉とはわかっているようで実は説明するのが難しいとても不思議なものだとわかった。教育学と聞くと学校教育や社会の教育制度についての学問というイメージが強かったけれど、哲学的な内容や他学部との関連した内容という様々な角度からの教育学が学べるとわかったから、とても人間科学部への興味が湧いた。」(人間科学部)

「薬学部の模擬講義は様々な大学で受けてきたが貼るワクチンという発想がまずすごいな思いました。自分も今したい研究があるので研究出来るようにまずは知識をつけていこうと思いました。」(薬学部)

「初めに理事が話されたビジネスひとつにも工学、法学、語学といった多彩な分野が関わっているという話が山口先生の気候変動にも経済学、社会学、理工学と繋がってくるという話と繋がって専門性を持った人同士が繋がることの大切さがよくわかりました。」(工学部)

「難しい内容もありましたが、高校生の私たちにわかりやすく説明していただき、ありがたかったです。前半の講義では、生物の運動が全てタンパク質によるものだと知り、驚きました。少し前にタンパク質について高校でも授業があったので、興味深い内容でした。また後半の講義では、身近にあるセロハンテープがノーベル賞をとるような内容に繋がるという内容が、とても面白かったです。私の学校では今の時点で原子の構造なども勉強しているので、そこに通ずる部分もあり、理解しやすかったです。
貴重なご講演をありがとうございました。」(理学部)

「法学部志望なのですが、なかなか法学部について知ったり話を聞ける機会が少なかったのでとてもいい体験ができました。証言を得る際の質問にも規制があると知らなかったので裁判や法律についてもっと学んでいきたいと感じました。ありがとうございます。」(法学部)

大阪大学概要説明(中継の様子)
人間科学部
薬学部
工学部
理学部①
理学部②
法学部