「SDGs@HANDAI 2024」フューチャー・デザインワークショップを開催
2024年8月5日(月)、大阪大学会館アセンブリ―ホールにて、高校生向けの公開セミナー「フューチャー・デザインワークショップ~持続可能な社会を考える~」を開催しました。今年で3回目となり、全国各地から79名の高校生にご参加いただきました。
フューチャーデザインとは、将来世代に持続可能な社会を引き継いでいくための社会の仕組みや社会システムをデザインしようとする大阪大学発祥の新しい学問です。大阪大学考案のカードゲームを用いながら、実在する市の施策をグループで考えます。各グループには本学の学生がファシリテーターとして参加。ランチタイムには学生と一緒にキャンパス散策も行いましたが、途中急な大雨に見舞われるというハプニングもありました。参加者は、初対面でもほどなく打ち解けて、議論や交流を楽しんでいました。
講師
倉敷 哲生 大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻 教授
若本 和仁 大学院工学研究科附属フューチャーイノベーションセンター 准教授
【プログラム】
9:30 | 会場・受付開始 |
10:00-10:20 | 事前アンケート・開会の挨拶 |
10:20-12:00 | 趣旨説明/カードゲーム・ワークショップ1(グループワーク) |
12:00-13:30 | 昼休憩 キャンパス見学(阪大生が引率) |
13:30-16:00 | 講義/カードゲーム・ワークショップ2(グループワーク) 発表 クロージングセッション |
事後アンケートより
「班の中で出てくる様々な意見によって新たな気付きを得たり、自分の考えを伝え納得してもらえたりと、色々な人と意見を交流する機会を頂いてとても楽しかったです。キャンパスツアーも参考になりました。」
「普段と違う場所かつ初めて知り合った人たちと一緒に現代の社会から将来の社会の課題や目標などを具体的に話し合って考えることで自分が今やらないといけないことを改めて気づくことができました。この体験をぜひ他のところでも生かしていきたいです。」
「自分一人で考えるより、何人かで集まることで、より良い意見になるということを再認識出来たと同時に、価値観が違うということの大切さを感じました。」
「人間という生き物は今まで価値観の違いによって争ってきましたが、いつかこの価値観の違いによってより良い社会にできるような日が来たらいいなと感じました。」
「街づくりに関しては1番自分の興味ある内容で、将来仕事にしたいと思っているので、この内容について初対面のみなさんと考えることができて良い経験になりました。仮想将来世代として行政を考えるというのは自分の中でまた新たな視点で、とても勉強になりました。」