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GLHS×大阪大学 異文化交流プログラム

 2025年3月26~27日の2日間にわたり、大阪大学箕面キャンパスにて「GLHS×大阪大学 異文化交流プログラム」を開催しました(主催:GLHSコンソーシアム、共催:大阪大学外国語学部、大阪大学SLiCSセンター)。このプログラムは、オールイングリッシュで、留学生との交流を軸に多文化共生について考える内容で、大阪府のグローバル・リーダーズハイスクール(GLHS)の1~2年生43名と留学生11名、外国語学部生3名が参加しました。

 まず1日目の午前中はアイスブレイクとして、留学生1名と高校生・学部生でグループになり、留学生の出身国の紹介と、高校生・学部生から留学生にお勧めの日本・関西の場所や食べ物、文化についての紹介を行いました。その後、午後からはRuiz Frieda Joy Angelica Olay先生(人文学研究科外国語学専攻)による英語での講義「Bridging Cultures:An Introduction to Fillipinos in Kansai」が行われ、在日フィリピン人の歴史的背景や現状と課題について説明がありました。その後、各グループで留学生から講義を聞いて感じたことを聞き、ディスカッションを行って1日目は終了しました。

オープニング
アイスブレイク

 2日目は、各グループに分かれて、前日の講義と留学生の感想、ディスカッションを受けて、高校生・学部生が感じたこと、考えたことを共有しました。その後、「共生社会に向けて何をすべきか」について意見をまとめ、各グループ7分ずつのプレゼンテーションを行いました。全11グループが2会場に分かれ、教育、雇用、法整備、文化交流など様々な観点について提案がなされました。
 本学には100カ国を超える国・地域出身の留学生が学んでいます。留学生との交流を通じて、海外の人々を身近に感じ、視野を広げて関心をもつきっかけとなれば幸いです。

講義
発表
外国語学部紹介
キャンパス案内

事後アンケートより

「色んな国から来た方と話す機会が今まであまりなく、貴重な経験ができました。英語が受験のための勉強ではなく、世界中の人とコミュニケーションをとるための手段であると改めて認識できました。移民についてしっかりと考えることが初めてだったので、他の子との意見交換がとても良い刺激になり、視野が広がりました。」

「自分の意見が伝わっているか不安だったが、グループのメンバーや留学生がたくさんサポートしてくれて、コミュニケーションの姿勢の重要性を認識できた。留学生が率先して良い雰囲気を作ってくれて、とても有意義な時間を過ごせた。メンバーや留学生ともっと話したいと感じた。プレゼンのあとに少し話せる時間を設けてほしい。」

「留学生と普段の学校では話さない社会問題についてなど深く話すことができたのでとても自分の成長につながりました。日常生活で使う英語ではなく難しい単語を使って話すタイミングが大きかったので、英語力向上にも繋がった。」

「学校の英語の授業では実践的な英語の力を使う機会が少ないのでこのようなプログラムがあることで学校では学べないことを学べた」

「ほとんど全てのことが英語で行われていて自分の英語力向上に繋がったと感じられました。また、食堂の利用やキャンパスツアーでは阪大外国語学部についてたくさん知ることができました。」

「色々な国からの留学生と話すとても貴重な機会だった。ただ、もう少しフリートークの時間が欲しかったなと思う。また、一班ずつのプレゼンの用意の時間が少なく、十分に準備ができず、用意のためにパソコンと向き合う時間も増えたため留学生と話す時間が減ってしまったので、もう一日、あるいはもう少し時間が欲しいなと感じた。」