「GLHS大阪大学ツアー2018」を開催しました
2018年11月17日(土)に、大阪府教育委員会が指定するグローバルリーダーズハイスクール（GLHS）10校（北野･豊中･茨木･大手前･四條畷･高津･天王寺･生野･三国丘･岸和田）の高校生が大阪大学を体験する「GLHS大阪大学ツアー2018」を開催しました。豊中キャンパスと吹田キャンパスに分かれて、1～2年生570名が4学部の講義を受講しました。
プログラムは次の通りです。
【プログラム】
●豊中キャンパス
13:00～15:00
１） 経済学部
①「経済史-長期経済統計から見た現代経済の位置づけ-」
山本千映（経済学研究科経済学専攻 教授）
②「開発経済学のアプローチ」
関 絵里香（経済学研究科経済学専攻 教授）
２）法学部「人から話を聞き出す手法と証人尋問のルール－おとぎ話を題材にした模擬証人尋問－」
水谷規男（高等司法研究科法務専攻 教授）
15:15～15:45
大阪大学概要説明
進藤 修一（副理事・教授）
16:00～17:30 法学部（２回目）
●吹田キャンパス
13:30～15:00
３）薬学部 「薬学への誘い」
平田 收正（薬学研究科医療･衛生薬学領域 教授）
13:45～15:15
４）工学部 「今までに無かった第３の液体『イオン液体』の魅力」
桑畑 進（工学研究科応用化学専攻 教授）
終了後のアンケートでは、「GDPについて長期的にみると今までの知識とは異なる点があり、面白かった」（経済学部）、「質問の聞き方や言葉の選び方次第で自分にとって有利な情報になったり、誘導尋問になったりして興味深いと思った」（法学部）、「薬には良い点も悪い点もあるというのを聞いて『良薬は口に苦し』の意味がわかった気がした」（薬学部）、「自分の研究が、何かの役に立ち社会のために行動できるのが大学なんだと思い早く研究室に入りたくなった」（工学部）など、たくさんの感想をいただき、各学問分野それぞれに新たな気づきや学びがあった様子がうかがえました。この体験が適切な進路選択の一助となれば幸いです。
